2012年 11月 30日
初めての、のだ暮らしにて
(30過ぎてその呼び名は何だ、というクレームは一切受け付けません)
私・やまみんは花巻市東和町という内陸の生まれ。
ここ10年は、ずっと東京で働いていました。
縁あって9月末に野田村に来て、もう2か月になります。
海沿いに住むのは初めて!
とてもわくわくしながら野田村を目指して国道45号線を走行していると
でーん
野田村のマスコットキャラクター・大きなのんちゃんがお出迎え!!
これまでもいろんな町に行きましたが
こんなインパクトある入村は初かも(笑)
さて。
最初のブログ、何を書こうか迷いましたが
村にきて感じたことを徒然に、まずは書こうと思います。
野田村にきて二日目のこと。
「ピンポーン」(ガラガラ)
呼び鈴が鳴ったので玄関に向かうと
既に近所のおばあちゃんが中にいました。
"ガラガラ"は、玄関が開く音…ピンポン押すと同時に開けるわけです(笑)
ハイ、そのとき確かに鍵かけてなかったですけど
こっちが開ける前から開けちゃうんですね(笑)
おばあちゃんは早速、野田のおいしい生豆腐と果物を持ってきてくれました^^
その後も、別のご近所さんが
ピンポーン+ガラガラ ⇒ 野菜を持ってきてくれる
ピンポーン+ガラガラ ⇒ また違う野菜を持ってきてくれる
・・・野田村では何の変哲もない、ごく普通の出来事と思います。
私も小さな頃は田舎にいたので、そういえばそうだったな、と。
でも、10年も東京にいたせいで
きっと頭と体が都会モードになっていたんですね。
たくさんの新鮮野菜が嬉しかったのはもちろん、
「ピンポーン+ガラガラ」が、すごーく、新鮮でした。
そして、いわば「よそ者」の私たちにも早速そのように接してくれる
懐の大きさや、距離の近さが、とても嬉しかったです。
いま、都会はもちろん岩手でも街の中になると
隣人の顔も知らない、関係の希薄な世の中になっていると思います。
そして自分自身、それが当たり前になっていました。
都心は人口密度が高く、たくさんたくさん人がいるのに、
会社や趣味活動で人とつながることはあっても、ご近所付き合いなどは皆無でした。
ましてや、知らない人が突然家にきて、物をくれようものなら
喜ぶよりまず先に不信感を感じてしまうようなことも、あると思います。
許可なしに家にあがるというのも、まず、あり得ないことでしょう。
いまは、お隣さんとしばらく顔を合わせないだけでちょっと気になってしまいます。
元気かな、最近どうしてるかな。
1週間ぶりに顔を合わせたら「久しぶりだね~」と声をかけてくれ、
なんだかほっとするような。
ここはどこの家に誰が住んでいるか把握できるくらいの小さな村だから
人と人との距離も近くなるし、自然とお互いが気になったり、物を分け合ったりするのかな、。
この2か月ばかりの間に、そんなことを感じました。
ちなみに。
あれは役場勤務が始まる2日前
「ピンポーン」
しもむんが凍み豆腐を手に、会いに来てくれました。
10月からよろしくお願いします、とわざわざ言いにきてくれたのです。
おばあちゃんや、おかあさんたちだけじゃなく、
若い世代の子が!と、これまた驚いてしまいました。
いくら田舎といっても若者世代は壁を作りがちだろう…と思っていたのですが
そのイメージも払拭され。
それもまた、驚きで。
そんな村の人たちと、村の雰囲気のおかげで
心地よく野田村での日々を満喫しています^^
・・・というわけで。
しもむんが掲載してくれたほうれんそうレポのように、早速いろいろな体験もさせていただいてます!
暮らしの中での発見も小さなものから、いろいろあります。
今回は文字ばっかりでしたが、写真も入れたりしながら!
これから少しずつ、この場で紹介していきますね。
それではまた♪
by nodakurashi11
| 2012-11-30 11:23