余計なものをそぎ落とせ!!

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奴は突如として襲来してくる。
視界がなくなるくらい白いヴェールに包まれる野田村、そして共に訪れるヒンヤリ感。
奴の名は…「ヤマセ」。

北三陸の気候を肌で知り、改めて野田村に来たんだ、と実感している毎日です。
(いきなりヤマセの画像から入ってしまいました…今までヤマセを経験したことがなかったので
ついつい…画像では微妙でわかりづらいですが不思議な感じなんです!!)

さて、先日ブログでも紹介しましたが野田小学校5年生による大豆の苗植え体験の際、誰が
どこに苗を植えたかがわかるよう、名前を記入するためのホタテの貝殻を頂きに野田港へ
行った際、作業中の野田村漁協野田養殖組合長の小谷地勝さんにお会いしました。
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小谷地さんはホタテの殻の付着物を取り除く作業をしており、体験好きの応援隊は
その作業風景にロックオン!!
「今度お手伝いさせてもらってもいいですか~?」とお願いし、体験の機会を作っていただきました。

数日後の午前中、さっきー、ぐっち、そしてもりりんの3名で体験取材を敢行。
卓上に広げられたホタテの付着物を鉈のようなものでそぎ落としていきます。

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ところで、なぜホタテをネットから出し、貝の付着物を取り除くのかというと、
●ホタテが成長するにつれてネットが狭くなって
 くるので枚数を調整する
●付着物がホタテの成長を妨げるのを防ぐため
●除去時に成長していないもの、形状の悪いものを
 選別する


この作業を繰り返し、美味しいホタテが育つそうです。※詳しくはこちらをご覧ください。

実際にやってみると地道な作業。応援隊が苦戦しながらホタテ1枚の付着物を取り除く間に
5枚は処理している小谷地さん。やはりプロの手捌きは違います。

しかもついつい無言で作業に没頭してしまう我々を気遣い、色々な話をしてくれました。
漁業、ホタテの話はもちろん、移住・定住の話、野田村の人々の話などなどを楽しく
教えてもらい、笑顔がこぼれつつ為になる話を伺うことができました。001.gif
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慣れてはきたものの、同じ作業の繰り返しに指や腕が徐々に疲れてきます。
筋肉痛になるかも?などと考えている内に作業が終了。
本来はここで取材終了の予定でしたが、午後からの付着物を取り除いたホタテを再び外海に戻し、
流育されているホタテを回収する作業にも同行させていただきました。

午前中のヤマセも収まり最高の天気。意気揚々と出港する応援隊。
しかし、それはものの数分でした。外海に出ると荒れた波に立つことができない応援隊に対し、
何事もないように舵を取る小谷地さん。(この日は風の影響で少し波が荒かったそうです。)
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海のない所でずっと生活してきた自分にとって颯爽と船で海に出て荒波をものともしない
漁師さんたちはとてもカッコよく映るのです!!
(自分がこのブログに初めてアップした記事にも漁師の皆さんはカッコイイ!!とありますが、
恋愛対象は間違いなく女性ですからね!!)

流育場所に到着。荒海ホタテ予備軍の入ったネットを黙々と沈めていきます。
流育場所の水深は28m~32m前後とのこと。午前中に付着物を取り除いたホタテたちに
「立派な荒海ホタテに育てよ!!」などと言う間もないくらいアッという間に下ろす作業が終了。

続いて流育していたホタテを船に引き上げます。プランクトン豊富な外海だからなのか、
繋いでいるロープには昆布がギッシリ付着していて、それを手で取りながらネットを船上へ
引き上げます。

手抜きをせず、一つ一つの仕事を丁寧に行うことでみんなに喜んでもらえるホタテを
作り上げていく姿は見習わなければならないし、そんな人たちがこの野田村には
たくさんいるんだよ、という事を発信したい!!と感じたひと時でした。

帰りは行きよりも波しぶきが多く、体中海水まみれ!!
(自分の着ていたカッパの機能性を確認しようとあえて波をかぶったとも言いますが…)
港が近くなるとカモメがお迎えに来てくれました。
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結局3人とも船酔いすることはなく、無事船を降りることができたのでした。
(その後約1名は寝るまでフラフラしていたそうですが…笑)

今回もまた野田村人の優しさとマジメさに触れることができたのでした。

それでは、今回の様子を動画にしましたのでご覧ください。


※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪


体に付く余計なものをそぎ落としたい…もりりん

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by nodakurashi11 | 2015-06-23 09:38 | 何でも体験取材 | Comments(0)