のんちゃんの里帰り

先日の臨時応援隊員「金5郎」君が書いたブログにもありましたが、
10月初旬、下安家漁協へ鮭の採卵作業の取材に伺いました。

野田村漁協が海の漁業管理であるのに対し、下安家漁協は内水面漁協(淡水の漁業管理)で、
主な事業となるのが孵化放流事業(鮭やマスなどを捕獲し採卵から孵化・放流までを行う事業)です。
以前は放流した鮭が戻ってくる率が3%程度だったのが近年1%にも満たなくなってきており、
一匹でも多くの鮭が戻ってくることが海で鮭の漁をされる方々の収入アップにつながります。
その根幹を支えているのが下安家漁協となります。

我々が伺った時期は鮭の人工採卵作業の最盛期で、皆さん黙々と作業をされていました。
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採卵の作業は雌のお腹を採卵刀で割き、丁寧に、そして素早くかき出し、
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その卵を大きな洗面器のような受卵盆に入れ、雄がいる台へ受卵盆を移動します。
その中へ雄の中腹から絞り出した精液を卵にかけてかくはんし、
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すぐに流水で洗浄し余計なものを洗い流し、洗浄後は水中で少し安定させ、
フタをして孵化させます。
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孵化して少し成長した稚魚は野田村ではとても重要な任務を果たしてくれます。
そう、それは「のんちゃん」!!
※のんちゃんのプロフィールはこちらをご覧ください。001.gif
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のんちゃん達は順調に成長すると翌年の春に放流されます。
毎年春に野田小学校の生徒さんたちに鮭の稚魚放流会を体験してもらい、
漁業資源の再生産、鮭の増殖事業などを学んでもらっています。
採卵作業を見学した後は遡上水路へ。
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たくさんの鮭が元気に飛び跳ねていました。
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野生の動物によって卵や産卵前の鮭が捕食されたり、天候不順などで減少する可能性がある
自然を、人がサポートすることで守られる資源もあるということを改めて考えさせてもらう機会でした。
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それでは採卵作業の様子を動画にしましたのでご覧ください!

※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪
                                                 (もりりん)
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by nodakurashi11 | 2015-10-30 13:48 | その他 | Comments(0)