わかめの種巻き

11月中旬、わかめの種巻き作業があるということで海の取材ではおなじみ、
野田村漁協野田養殖組合長の小谷地勝さんの船に同行取材させていただきました。

種巻きというのは夏にタコ糸のようなものに種付けし、育った新芽を糸ごと太いロープに
巻きつける作業です。 1本あたり150mのロープに12本巻き付けるということで、
日によってはお昼ご飯も食べに戻ることなく朝から夕方まで沖で過ごすという過酷な
作業ということでした。
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朝7時に野田港から沖へ出発。湾内は穏やかでしたが、いつものことながら沖は風が強く、
波が徐々に激しくなってきます。
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沖を走っていると目の前に目印のブイがに並んでいる場所が見えてきました。
ここが本日の作業場所のようです。
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しかしこの日は風の方向が悪く、作業する船に対して横波でうねりも結構あります。
そんな中船内を縦横無尽に走り回る勝さん。
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そしてだんだん具合が悪くなるもりりん…
ただ立っているだけでは申し訳ないと思っていると、勝さんから「巻き付けをやってみるか?」
との声がかかり、1本巻きつけてみました。
見ている分にはいとも簡単に巻き付けをしており、巻き付け方も難しくないように見えます。
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糸の端を結んでから巻きつけ、巻き付けた先端をまた結んでという作業なのですが
当然のことながら船は不安定。
糸を結ぶのにも一苦労、巻き付けるのも間隔がまばら…。
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さらに揺れる中、手の先を見るので胃の中までうねってウップ…
何とか我慢していましたがいよいよ限界か?と思っていると波が良くないので作業中止!!
ということで、結果的には1時間半程度作業をして帰港となりました。
(気を使ってくれたのか、本当に波が悪かったのかは不明ですが…)

帰りも沖は荒れ気味で、全身に海水を浴びるハメに。
(安心してください、カッパ上下着てましたよ!!)

港に近づくと波はすっかり穏やかに。穏やかな場所で養殖すれば漁師さんも作業が
楽なのでしょうが、プランクトンが豊富な荒海で育てるからこそ肉厚で品質の良いわかめに
育つだけに手抜きや妥協などは一切ありません。

港へ戻ってから勝さんと少し話をさせてもらいました。これからの野田村のこと、
漁師の未来のこと、などなど。決して明るい話だけではありませんでした。
(楽しい話も結構ありましたが内緒です。笑)

しかし、みんなが危機感を持って、危機を回避しようと一丸になれば未来の野田村はこの日
巻き付けたわかめのように、きっと大きく成長してくれることでしょう!!

ということで、具合が悪くなりながらも心が引き締まったような気がした取材となりました。

それではわかめの種巻きの様子を動画にしましたのでご覧ください。

※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪

                     (心だけではなく身も引き締めなければ…もりりん)
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by nodakurashi11 | 2015-12-11 16:01 | 何でも体験取材 | Comments(0)