2015年 12月 21日
豆腐づくり体験なのだ!
12月もあと少しで終わり。
もうすぐ新年を迎えますね!
野田村のお正月料理といえば、『にしめ』です。
にしめに欠かせないのはやっぱり豆腐!!
11月は第3回、第4回の豆腐作り体験がありました。
(第1回の様子⇒大豆の苗植え、第2回の様子⇒枝豆収穫)
11月初旬に行った第3回は、大豆の豆叩きでした。
(大豆の収穫時期になると、野田村のあちらこちらから豆を叩く音が聞こえてきます♪)
前回の枝豆収穫の後から、頃合いを見て
やすさんたちが乾燥させてくれていました。
その大豆を『まどいり』という棒で叩き、大豆を落とします。
落ちた大豆を集めてふるいにかけます。
この日はここまでの作業をしたのですが、
ふるいにかけた大豆は、『唐箕(とうみ)』という
農具に入れ、大豆についたゴミを吹き飛ばし選別し、
その後、乾燥させます。
(唐箕…風力を起して穀物を精選するための農具。)
小学生たちが帰った後、わたしたちも豆叩き体験を
させてもらったのですが、これが結構大変な作業。
気が付くと腕が痛い。
でも無心で叩いてストレス解消!?
1時間経過すると手に豆が出来ていました…(-∀-`; )笑
それにしても、昔から使われている道具が
今も現役で大活躍しているというのはスゴイですね!
そして11月下旬にはいよいよ豆腐作りです。
6月から行ってきた体験の最後!!
わたしたち応援隊も豆腐を作るところは
見たことがないのでワクワク楽しみです。
この日は時間も限られていたので
ゆがべにするところまででした。
ゆがべ…寄せ豆腐のこと。ゆかべが訛ってゆがべ(笑)
うるがすのに夏は8時間位、冬は24時間位かかるので、
前日の朝からやっていてくれたそうです。
そしてうるがした大豆は機械ですりつぶします。
ここからは、この日5年生が体験した作業です。
すりつぶした大豆を釜で煮ます。
釜に入れる際は優しくふわっと入れないと
ふちなどについてこげてしまいます。
全部入れた後、かき混ぜながら3回ほど沸騰させます。
いつもは薪で煮るそうなのですが、
今回は場所の都合もあり、ガスで煮ました。
いつもとちょっと違うだけで、豆腐の出来上がりが
全然違ってくるんだそうです。(とってもデリケート!!)
布の袋の中に先ほど煮たすりつぶした大豆を入れ、
絞ると豆乳とおからに分かれます。
豆乳ににがりを入れてしばらく待つと…
ゆがべの完成~♪
ちなみにゆがべを型に入れて固めると
豆腐になりますよ~d(・∀・*)
みんなが作った豆腐の味は
どうだったのでしょうか(^^)
(ゆがべを食べた後は田楽も♡)
「豆腐づくり体験を通して何でも良いから何か学んでほしい。」
とやすさんが仰っていましたが、苗の植え方だったり、
豆腐の作り方だったり、生産者の苦労や楽しさだったり…
それぞれ何かを学んだんじゃないかな~とわたしは思います(^^)
それでは豆腐づくり体験の動画をご覧下さい♪
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