これぞ!手前味噌なのだ♪

田植え頃か、田植えが終わった頃にやると伺っていた
味噌玉から作る味噌の仕込み作業。
「今日の午後からやるよ!」との連絡をいただき
前回お世話になった白礼千(はれに)さん宅の加工場へ行ってまいりました。

チリンチリーン♪

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昔ながらの製法にこだわり作られている
白礼千さんの『玉みそ』


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①乾燥&発酵しカッチカチになった味噌玉を水に漬る



白礼千さん)うるがしすぎでもダメ。
去年はちょっと、うるがしすぎで、ボロボロったったがら、
こどしゃー、きーつけだった。
(水に漬けすぎてもダメ。
 去年はちょっと水に漬けすぎてボロボロと崩れすぎたから
 今年は気を付けた。)



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②ザルで水気を切る



白礼千さん)ゆんべ うるがしといでーで、けさかだ ザルさ上げどいだった。
(ゆうべ 水に漬けておいて、今朝方 ザルに上げておいた。)


『うるかす』って方言か!!!
確かに「潤かす」って漢字変換にはならない…。笑



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③味噌玉を細かく崩す



鉈と包丁を使って崩していきます。
結構、力がいる作業。


さっきー)手痛くなりませんか~?


白礼千さん)いやぁ、まぁ、大丈夫だ。
むがすぁ、臼でつーだり、
うどんのように あすぅもって踏んだごどもあったったども
としょれば、このほうが らぐだ。
(昔は、臼でついたり、うどんのように足で踏んだりしたこともあったけどね
 年を取ったら、このほうが楽だ。(面倒がない。))


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味噌玉を割ると、中からポワ~っと煙みたいにカビの胞子がでてきます。
切ると断面がチーズっぽく、香りもカビの匂いで似ています。




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④③に麹・塩・水を入れる



麹と塩は計りましたが、水の加減は目分量!
ベテランならではの感覚で。



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⑤よく混ぜる



大きなヘラを使ってよーく混ぜます。


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旦那様の源太郎さん(91歳!?)
息を切らしながらも力強く混ぜていきます!



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⑥味噌樽に酒を回しかけ、⑤を入れる


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蓋をして、2年程熟成させる



ぐっち)大変でないですか?


白礼千さん)大変たって。
遠ぐがら、わざわざこれぇ欲しいって来るって。
んだがら やってんだぁ。
80、90も過ぎで、こった手間のかがんのぉ
せっちょーしてだれぁねぇ。
だれだりゃーねぇ。
(大変だけど。
 遠くから、わざわざこれが欲しいと来る人がいるっていうから
 (苦にせず)作っている。
 80、90歳も過ぎて、こんな手間のかかることを手間暇かけてまで
(欲しいって言われなければ)誰もやらないんじゃない。
 私たちくらいだ。)




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お二人の連携プレーとやりとりが絶妙♪



こうして、毎年食べたいと遠くから来てくれる方のために
手間と時間をかけて味噌作りをするご夫婦。
長年連れ添ったお二人の絶妙なやりとりと
連携プレーがミソのお味噌。
まさに『手前味噌』のお味噌なのです!


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(さっきー)


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by nodakurashi11 | 2016-06-16 11:09 | その他 | Comments(0)