2017年 03月 16日
『おからこんにゃく』って何なのだ!?
みなさん『おからこんにゃく』という食品をご存知ですか?
お肉の代用品として、ダイエット中の人や
カロリー制限されている方に注目されている食品です。
おからこにゃくとは
名前の通り、おからがたくさん入ったこんにゃくのことです。
火を通すと、お肉そっくりな食感!
なのに、カロリーは鶏肉の約10分の1!
食物繊維も豊富!
そして、おからの不溶性食物繊維と
こんにゃくの水溶性食物繊維の2つの繊維を
“同時に摂取できる”という
ハイブリット&ミラクル食材!!!
この画期的な『おからこんにゃく』の生みの親である
岡田哲子さんが野田村へいらっしゃいました~!!
菜食主義(ベジタリアン)とは
健康上や宗教上の理由などから
動物性の食品(肉、魚)を食べられない。食べない。
といった方々の野菜類を主とした食事をとる考え方。
特にも宗教上食べない方々は
ネギ類(ネギ、玉ネギ、ニラなど)も食べないそうです。
1日目:菜食主義(ベジタリアン)についてと
どんな料理ができるの!?
2日目:菜食主義の料理
おからこんにゃくを使用しての調理実習
2日間に渡って教えてくださいました。
では、肉も魚も使わず
どんな料理を作ったかというと、、、
『おからこんにゃくハンバーグ』
[材料:おからこんにゃく、キャベツ、干し椎茸、卵、パン粉]
(以下、調味料)
材料をすべて細かくみじん切りにする。
(今回は、おからこんにゃくは手でちぎった後、包丁で細かくしました。
フードプロセッサーを使用すると簡単にできます。)
干し椎茸、おからこんにゃくの順に、よく炒める。
下味(醤油、砂糖、塩、こしょう、昆布顆粒だし、バジル)を入れ
キャベツを加え、キャベツがしんなりするまで炒める。
パン粉を加え、粗熱が取れたら卵を混ぜ、ハンバーグの形に整え、焼く。
ソース(トマト缶、ウスターソース、砂糖)を加え、ひと煮立ちさせる。
なんということでしょう!!
まるでお肉のような見た目~!
そして触感に~!
下味をしっかり付けることと、焦げ目を付けることが
肉感を増すポイントのようです!
肉類、魚類、ネギ類を一切使わず
おからこんにゃくを使った料理がたくさんできました。
(※かつおだしなども使えませんので、だしは全て昆布だしを使用)
☆唐揚げ
☆ハンバーグ
☆ビッグ照り焼き
☆えのきのホタテ風
(生春巻きの皮でえのきとおからこんにゃくを巻き、味付けしたもの)
(↑4品すべておからこんにゃく使用)
☆ワカメの汁物
☆ごはん
☆ワカメサラダおからこんにゃくハム添え
(ドレッシングは参加者のレシピ)
☆大根の皮の醤油漬け
(野菜は皮も食べたほうが良いそうですよ)
☆イクラ風(塩!?磯味のゼリー)
☆おからこんにゃくのハムのソテー
☆干し椎茸の軸揚げ
☆お刺身こんにゃく「あわぴー」
(イクラもアワビも見た目そっくり~!!)
野菜もワカメもすべて野田村産!
もちろん、塩は『のだ塩』を使用。
どれもこれも味付けと食感で肉だと騙せそうです。
教えなければ、わからないクオリティー!
これらすべて
菜食主義(ベジタリアン)の料理とは
信じられない見た目とボリュームです!!
ベジタリアン=THE野菜みたいな食事のイメージでしたが
思っていた感じと全然違いました…(^^;)
震災後、たくさんのつながりができたおかげで
各地から野田村を訪れてくださる方が多数いらっしゃいます。
そういった方々に少しでも喜んでいただけるよう
おもてなしの気持ちとスキルが向上した一日となりました。
今回は普段から料理に研究熱心な方々が参加してくださり
先生への質問やお話が止まりませんでした~。
先生、たくさんお話いただきありがとうございました。
※岡田哲子さん公式サイトはこちら。
(レシピはこちらでも紹介されています。)
※岡田哲子さんのブログはこちら。
※おからこんにゃく購入サイトはこちら。
(さっきー)