なもみを継承するのだ☆

先日、野田村なもみ保存会についてお話を聞いてきました。

野田村サテライトセミナー村民企画第3弾
わたしと『なもみ保存会』
~野田村の小正月行事「なもみ」への想いを語る~


サテライトセミナーとは
震災後から野田村の支援などしてくださっている
大阪大学が月命日の毎月11日に大阪大学と野田村サテライトの
2か所を中継でつなぎ行っているセミナーです。

c0259934_15364289.jpg

今回の村民講師は、野田村なもみ保存会の
前会長の北田さん(左)と現会長の小野寺さん(右)


c0259934_13090023.jpg

秋田県で有名な「なまはげ」ですが
岩手県北部では「なもみ」といいます。



『野田村なもみ保存会』が発足したのは約30年くらい前。
きっかけは5席ほどしかない飲み屋に1人の男性が
なもみの格好をしてきたことだったそうです。

野田村でも地区によっては
昔からなもみをやっているところもありましたが
現在は野田村なもみ保存会のみの活動となっています。

c0259934_13010115.jpg
なもみ保存会は
村有志の若者(主に成人男子)により
構成されています。


数年前には中学生の会員もいたそうで
なもみに扮して一緒に練り歩いたこともあるそうです。


中学生の子は一度だけのお楽しみかなと思ってたけど
次の年の小正月も次の年も小正月も
なもみをやりたいと来てくれたそうで
会長は、大変嬉しかった。
その子も今は大学生で野田村にはいないけど
いつか野田村に戻ってきて
また『なもみ』をやってくれる日がくるといいなぁ
とおっしゃっていました。



講演のあとは
2015年に国立劇場で行った
なもみの公演映像を見ながらの解説が行われました。

c0259934_15231848.jpg
映像を見ていると…

ドン!ドン!ドン!ドン!
ドン!ドン!ドン!ドン!
(前会長ニヤリ。笑)

c0259934_12585999.jpg

「うぉーーーーーーーーぉ!!!!!」
「わりぃ おずなぁ いねぇがぁーーーーー!」



な、なもみキターーーーーーーー!!


c0259934_12594618.jpg

「うぉーーーーーーーーぉ!!!!!」

「長生ぎーしろよーーー!」

「酒飲みすぎんなぁーーーーー!!」

「散歩もしねぇばダメでぇーーーー!!」
(今回は、としょりバージョン)



2011年の津波では『なもみ』の衣装が
流されるなどの被害もありましたが
秋田県男鹿市などからの支援や
近隣市町村の方から手作りのお面や衣装が届いたりと
みなさんの協力により翌年には再開することができました。

c0259934_13012686.jpg

これからも伝統を継承すべく
野田村なもみ保存会は活動していきます!



今年の小正月も『なもみ』が村内の家々を回り
子どもたちの健やかな成長と
家内安全、無病息災を祈願しました。
(基本的に事前に役場に希望された方の家を訪問しています。)


c0259934_12573522.jpg

「きがねぇー わらすぁ いねーがぁーーー!」

妹を守らなくっちゃ!!

なもみはこんな素敵な絆をももたらします。


c0259934_12591551.jpg


「わりぃごどーしねぇーが ちゃんと見でっからなっ!!」



※前回のサテライトセミナー村民企画の様子はこちら


2017年3月11日(土)の
大阪大学野田村サテライトセミナーは
「東日本大震災6年目を迎えて」
~ひとり一人の経験から学び、復興に活かす~

<時間>17:30~20:00
<場所>野田村大字野田22-114-49
    大阪大学野田村サテライト

c0259934_09350760.jpg

c0259934_16495904.png




(さっきー)


[PR]
# by nodakurashi11 | 2017-03-08 17:07 | Comments(0)

昨年秋に開園した
涼海(すずみ)の丘ワイナリーより
野田村の良質な山ぶどうをそのままに
栽培から加工まで地元にこだわったワイン
『紫雫・Marine Rouge(しずく・マリンルージュ)』
いよいよ!この春、販売されます!!


c0259934_14041947.jpg

ロゼ・赤・樽熟成の3種類のワインを醸造
4月からロゼの2種類の販売が開始されす。
(※樽熟成は冬頃の販売予定となります。)



c0259934_13583913.jpg
涼海の丘ワイナリーでは
山ぶどう本来の風味を活かすことにこだわり
熱処理せず、フィルター殺菌でつくる
「生詰めワイン」です。


c0259934_13384994.jpg

3人の職員が1本1本思いを込め作業しています。


c0259934_13400686.jpg

この日、瓶詰めされたのはロゼワイン1200本


c0259934_14042601.jpg

4、5月頃にはテイスティングルームで
紫雫・マリンルージュのテイスティングもできそうですね!


c0259934_10075353.jpg
楽しみなのだ♪




c0259934_13390435.jpg


・フルーティーで飲みやすいロゼ<中口>
・芳醇な風味のヨーロッパスタイルの<やや辛口>
・樽で熟成させた奥深い味わいの樽熟成<辛口>
(※数に限りがあります。)




★━━━━----—————————————

<お問い合わせ>
株式会社のだむら 涼海の丘ワイナリー
住所:岩手県九戸郡野田村大字玉川5-104-117
TEL&FAX:0194-75-3980
営業時間:9時~18時(不定休)
ウェブサイト:
https://www.suzuminookawinery.com/

—————————————-----━━━━★


※涼海の丘ワイナリーfacebookはこちら

※山ぶどう収穫&ワイナリーオープンの様子はこちら

c0259934_16495904.png




(さっきー)


[PR]
# by nodakurashi11 | 2017-03-02 11:18 | Comments(0)

震災からもうすぐ6年…
新しい野田村、新しい施設が続々と整備されています。


c0259934_10003445.png

野田村の「いま」を
のんちゃんと一緒に見学してきました。



c0259934_14194954.jpg

新施設続々!!



まずは、
国道45号線沿いの都市公園(津波防災緑地)へ

建築基準法に基づき災害危険区域に指定されているため
非住居エリアになっている場所です。


住家までの津波の到達時間を遅らせ、
避難時間を確保するなど
津波被害を軽減する機能を有する公園です。
(6月頃から使用可能になります)


c0259934_11375857.jpg

みんなが集まることができる
多目的イベント広場ゾーン
『のんちゃんパーク』

高校生のアイデアからうまれた
のんちゃんのアスレチックやステージ!


c0259934_08593685.jpg
三角の屋根の管理棟
『はまなすハウス』
事務室・倉庫・トイレがあります。


c0259934_08591840.jpg
ホタテの形が特徴的な展望休憩施設
『ほたてんぼうだい』

室内の壁の原材料には
ホタテの貝殻が使用されています。


c0259934_08592861.jpg

施設内には復興の様子や特産品のパネルの展示。
多目的トイレは広々としていて
多目的シート(大人用ベッド)もあります。
外には十府ヶ浦海岸が一望できる展望台。

c0259934_16005745.jpg

そして、、、
国道を挟んだ向かい側には、、、
053.gifハートのベンチ053.gif



展望休憩施設から南側には
高台に移転した被災住民らの交通の便を確保するため
野田村3つ目の駅、三陸鉄道北リアス線では17番目の駅となる
『十府ヶ浦海岸駅』が陸中野田駅と陸中玉川駅の間に整備されています!


c0259934_17082788.jpg

はまなす香る砂浜 十府ヶ浦海岸駅
(3月25日 開業予定)



野田村役場の目の前には
被災した保健センターの再建と
浸水区域内の緊急の避難場所にもなる。

野田村城内地区保健センター防災拠点施設

c0259934_13423625.jpg

1階は保健福祉業務
2階は集会所
3階は復興展示室として使用
緊急時には2、3階が避難スペースに。



c0259934_13430709.jpg

近くには、のんちゃん公園
ギョギョッ!!
(使用可能です)




こちらは、
震災以降、仮設店舗で営業していた
十府ヶ浦食堂さん
1月より新店舗『お食事処 十府ヶ浦』
として営業再開しました~!!

c0259934_10374274.jpg
場所は商工会館隣です。
駐車場はお店の前にありますよ~!

c0259934_15283277.jpg

小上がり席もあります。
焼魚定食の魚が選べるっていいですよね~!
※お店情報はこちら



すぐそばには、ひだまり公園

こちらの公園の公衆トイレは
女性の方々、特にもママさんたちからの
意見や要望が取り入れられたトイレになっています。


c0259934_14124568.jpg

大鳥居前の公園だよ。
一見どこにでもある公衆トイレに見えるけど
細かいところにママさんたちの要望がいっぱい!
(使用可能です)


c0259934_14093649.jpg

普段から利用するママさんじゃないと
わからないことがたくさんありますね。




こちらは、
応急仮設住宅のあった野田中学校のグラウンド

c0259934_16214962.jpg

128戸あった応急仮設住宅の撤去も完了しました。


c0259934_15355713.jpg

もうすぐグラウンドとして使えるようになります!



最後は、
2011年3月の津波被害、2016年8月の豪雨被害と
二度も被害を受けた下安家地区のサケ・マスふ化場

c0259934_14081644.jpg

壊れた橋はまだ残ったまま…

c0259934_13420696.jpg

サケ・マスふ化場は二度の災害にも負けず
来年夏の復活を目指して頑張っています!!




※都市公園事業(津波防災緑地)について詳しくはこちら

c0259934_16495904.png




(さっきー)


[PR]
# by nodakurashi11 | 2017-02-23 09:02 | Comments(0)

冬の寒さを活かすのだ♪

先日いちご狩りに行ってきたぐっちです。
とーっても甘くてみずみずしいイチゴを
気が付いたら50個以上食べていました。
(あ~お腹いっぱい!と言ったけど、本当はまだまだ食べれたなぁ…笑)


甘いといえば、
昨年末にむいた柿が気になり、
日形井地区へ行ってきました。


見渡す限りの雪景色~!
その中に干してあるものが…
c0259934_11164416.jpg

外には凍み豆腐、凍み大根、凍みきらず(おから)などが
干してありました。

見ていると、
「おーよぐきたなぁ。」
と声が聞こえてきました。

いつも歓迎してくれるおとうさんとおかあさん。


「これ、ぬぐだまってげー。」
と言われ小屋へ入ると、大豆の香り~♡!

c0259934_14085659.jpg
うるがしてふっくらした大豆さん。
※うるがす⇒水に浸す


最近寒いから、凍み豆腐用の豆腐を頼まれるんだそうで、
この日もちょうど作り始めたところでした。


大豆を挽いたものを大きな釜で煮ます。

c0259934_14525049.jpg
湯気、すごい!


もこもこと泡が出てくるので、
水をかけて消しながらゆっくりまぜまぜ。
何回か繰り返したら、絞っておからと豆乳にわけます。
c0259934_14530984.jpg
湯気、もっとすごい!!!
(お肌にいいからと聞き、わざと湯気の方へ…∩^ω^∩゛{湯気よこいこい)


この後豆乳ににがりを混ぜると豆腐が出来ますが、
わたしたちがこの日見た豆腐作りはここまででした。


そうそう、小屋に入ってから
ずっと気になっていた凍み芋の皮むきも
させていただきましたよ~♪♪


寒風にさらしておいた芋は、
ぬるま湯につけると“つるんっ”と
びっくりするほど簡単に皮が剥けます。


c0259934_11174647.jpg
のん「ぼくもやってみたいのだ~」


今回は皮むきのみ体験しましたが、
皮をむいた後は、紐で数珠状に繋ぎ、
川に持って行き、水にさらします。
(この水にさらす作業も、川で出来るのは
野田村の綺麗な川があるからこそです。)

1週間ほどさらしたら、
水からあげて天日に干します。

乾燥したものを臼でひき、粉にすると
虫もつかず、何年間も保存できる、
立派な保存食になるんです!

先人たちの知恵ってほんとにスゴイです。


大して何もしていないのに
いっぷくもいただきました。
(いつもありがとうございます(;ω;))

c0259934_14523828.jpg
出来たての豆乳・湯葉、焼きたての豆腐田楽…♡


いや、もうこれいっぷくというよりも立派なランチです。
(といいつつ、しっかりランチも食べましたけどね。ドスコイ。)


あれ?そもそもわたしたちって
何しに行ったんだっけ…
と、なりそうな感じですが…

c0259934_16492530.jpg
干し柿!!


しっかり粉も吹いていて美味しそう~♡!!


昔はこの干し柿を砂糖代わりに
“しっとぎ”に入れたりもしたようで、
それくらいあまーい食べ物です。


みなさんも機会があったらぜひ
冬の寒さを活かしたものたちを作ってみて下さい♪


ちなみにわたしが作った干し柿は
干していたらカラスにほとんど食べられてしまいました…。
(しまうのが遅かった…きっとおいしかったから食べられたんだ…(/ω;))


c0259934_16495904.png




             

(ぐっち)

[PR]
# by nodakurashi11 | 2017-02-15 09:07 | 何でも体験取材 | Comments(0)

産直へ行くと、、、

c0259934_16370041.jpg

寒じめホウレンソウ!!



そうだ 寒じめホウレンソウを見に行こう。

作業小屋を覗くと3人のお母さんたちが
寒じめホウレンソウの袋詰め作業の真っ最中!

c0259934_16370216.jpg

伺ったあたりがちょうど最盛期!
寒じめは2月で終わりだよ~。

c0259934_09570645.jpg

<寒じめホウレンソウの特徴>

■甘い

■緑色が濃い

■葉が肉厚

■葉が凸凹に縮んでいる

■平べったく広がっている




夏に普通のホウレンソウの袋詰め作業を
お手伝いさせていただいたのですが
その時とは作業が違う様子、、、


c0259934_10224863.png
寒じめホウレンソウは
地面に這うように広がって生えており
どうしても葉に土がつきやすく
さらには葉っぱが縮んでいるため
土を拭きとるのに手間がかかるのだそう。





小学校では
ホウレンソウ給食が行われました。

1月24日~30日は全国学校給食週間ということで
毎年、村内でとれる食材を使用した給食を食べたり
村内の生産者さん、
給食の献立を考えてくれている栄養士さん
などを講師に招いて食育出前授業が行われています。


※全国学校給食週間は戦後の食料難の中
アメリカの民間団体から贈られた物資で戦後の学校給食が
開始されたことを記念し定められたそうです。



ホウレンソウについて学んだのは4年生!

c0259934_16373564.jpg

講師は、ホウレンソウ生産者の辻鼻さん
「ホウレンソウづくりは簡単そうだと思って
始めたんだけど、やってみるとすんごく難しくて
始めた頃はハゲができるほど悩んだんだよ。」笑


c0259934_16380722.jpg

ゲストは、くじかんじろう君
寒じめホウレンソウは寒さにより甘みを出すんだよ。

写真:久慈農業改良普及センター 佐藤さん(左下)
栄養士 金慶さん(右下)

c0259934_09504538.jpg

おぉ~!上手~♪

c0259934_16380725.jpg
野田小学校の給食では年間2000袋(400㎏)
1人あたり6袋ものホウレンソウを食べているそうです!

岩手県の平均が1人あたり5.3袋(全国2位)
ということだそうなので
野田小学校ではたくさんホウレンソウを
食べているということになります。


c0259934_10460365.jpg
理由は簡単!
たくさんとれるし、栄養豊富だから!!



3年生はシイタケについて学びました。

c0259934_16385109.jpg

講師は、原木シイタケ生産者の古舘さん(左上)
生シイタケと乾シイタケの違いを観察しました。
写真:県北振興局 小原さん(右上)

c0259934_16384285.jpg

野田小学校の好きな給食ランキング
第1位の「さわにわん」の
美味しさのヒミツについても学びました。



c0259934_16395335.jpg

5月にシイタケの植菌体験でも
お世話になった古舘さん。
※植菌体験の様子はこちら


2年生はワカメについて学びました。
岩手県はワカメ生産量全国1位!

c0259934_16361348.jpg

講師は、漁師で荒海団の内野澤さん(左上)
「みんなにおいしいと言ってもらえる
ワカメを作ろうと頑張っています!」
※内野澤さんは荒海ワカメを育ています。
写真:県北振興局の松崎さん(下)



<子供たちからの質問>

Q、ワカメはなんでヌルヌルするの?

ワカメの敵のウニ、アワビはヌルヌルが嫌い。
敵から身を守るためのヌルヌルだよ。


Q、ワカメは海の生き物の仲間??

海の生き物の仲間です。
川にも似ているのがいるかもしれないけど
ワカメではないよ。


c0259934_16362986.jpg

お湯にワカメを入れると…
色が茶色→緑色
匂いも変わることがわかりました。


c0259934_16352489.jpg

身近な方々から学ぶことで
好き嫌いが減ったり、
農業や漁業に興味を持つ子が増えるといいですね。



c0259934_16495904.png







(さっきー)


[PR]
# by nodakurashi11 | 2017-02-09 09:18 | Comments(0)