2014年 09月 02日
農業・漁業インターン?!その1
少し肌寒い日が続きましたが、
今週の野田村はお日様が顔を出しています
さて、先日、民泊を受入れた様子を紹介させていただきましたが…
8/25~31(※最終日は昼食まで)、
大阪大学の災害ボランティアサークルすずらんの皆さんが、
「農業・漁業インターン」で長期滞在(民泊形式)しました♪
今回は、すずらんの上級生4名(何度か、もしくは何度も野田村に足を運んでいる)と、
野田村初の、初参加3名の、計7名が参加しました!
受入れ先は、
りんご屋(本家)、浜ちゃんはうす、菜っぱや、木のごの家の4軒でした。
すずらんの皆さんとは、
過去にも民泊ツアーを合同企画させていただいたりと、
以前からつながりのある学生さんたち。
(今年2月に行われた「のだ暮らし体感交流ツアー・冬」はこちら!)
ツアーは、一般学生にも公募という形ですが、
今回は、サークル活動としての来村でした!
「ボランティアとは何か?」
「被災地支援?応援?」
単発的に来るボランティアではなく、村に寄り添いたい。
そんな気持ちを持ってくれているサークルです。
ツアーでは、さまざまな体験を通し、たくさん交流したい(させたい)というもの。
そして、今回の企画では、その、ツアーで知り合った民泊先へ再度行き、
今度は、民泊先の方と農業や漁業を教わりながら5日半過ごす、そういったものになりました
私も、
民泊先でそんなに長期間過ごしたことがないため、
どんな様子なんだろう?
どう変化するんだろう?
と、個人的に、非常に興味深いものがありました(笑)
端的に、私が感じた変化。
3段階でお伝えすると。
・久々、または初めましてで、ちょっぴり恥ずかしい
↓
・ちょっと慣れてきたかな
↓
・かなり慣れて、怒られるようにもなる、そして、甘えられるようになる
例えば。
初日…
「〇〇く~ん、お茶?コーヒー?」
「いや、何でもいいです!」
中日以降あたり…
「〇〇く~ん、コーヒー飲む?」
「いや!お茶がいい!」
長靴を脱ぎっぱなしで怒られた学生も・・・(笑)
一緒に、1日を過ごすことで、気を許す関係になったんだなと、目に見えてわかりました
大体、全体的にどんな作業をしたのかというと…
ほうれん草の出荷手伝い、ハウスの片づけ(草取り)、椎茸のほだ木積み、運搬機の操縦、
梨の収穫・出荷、ラベル作り、ホタテのカゴを繋ぐ作業、ホタテの洗浄
大雑把にはこんな感じですが、
本当に、他にもさまざまな作業をしていました!
また、天候によって、芽出しが上手く行かなかったりなど、作業がなく、
民泊先の方と、村内あるいは近隣市町村巡りツアーをしたり、
おばあちゃんと一緒に三陸鉄道に乗ったり、納車した新車でおとうさんと皆でドライブに行ったりと、
それぞれの民泊先で、有意義な時間を過ごせたようです。
ある農家さんが、以前こんなことを言っていました。
「“楽しい”だけじゃ何もわかんねぇと思う。俺たちの苦労とか。
だから、“面倒くさい”そんな感覚も絶対知っとかなきゃだめだ」
もちろん私も。まだまだ「楽しい」感覚の方が強いです。
そんな中。
インターン2日目。
菜っぱやでほうれん草の片づけ(上手に伸びなかったほうれん草を取ってしまう)最中、
細かな草を取っていたとある大学生が、
「めんどくさい…」と、もらしました。
その声を拾った久さんは言いました。
「俺らは、もうこんな作業当たり前だ。
別にいっつもさぼってるから今日お前らにやらせてるわけじゃないんだぞ」と。
数時間での作業ではわからないこと、
この5日半で、学生たちは感じたことと思います。
逆に言えば、もっと居なければわからないこと、感じたことがたくさんあると思います。
そうそうそう言えば、ツアーに参加した後、ちょくちょく野田村に来ている
阪大生の韓(ハン)くんが、友達を連れてちょうどよく野田村に来たいと言ったので、
前回のツアーで民泊をした浜ちゃんはうすチームへ、途中から一緒に交ざることに♪
本人いわく、「半年に1回野田村に来ないと体がおかしくなる」そうです。(何じゃそりゃ。笑)
それから、野田村に来て、「椎茸嫌い」と「虫嫌い」が克服できたそうです!
それでは、
通常記事より長いですが(ということを知っている人はツウです)
映像をご覧ください♪
※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪
学生が、何を感じたのか。
受入れ先の方々が、何を感じたのか。
若干、映像にも出ていますのでネタバレではありますが(笑)
次回紹介したいと思います♪
それではこの辺で♪
本日もブログをご覧いただきありがとうなのだ!
by nodakurashi11
| 2014-09-02 16:47
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