2015年 11月 24日
アワビの口開け
アワビ漁は基本的に11月と12月の2か月、しかも1か月に3回のみ、決められた日だけ、
と限定されており、漁獲量も組合員1人につき100個、野田地区、玉川地区それぞれ
1か月で2トンまでと制限されています。
朝7時、いよいよ今年のアワビ漁がスタート。サッパ船の上から箱のような水中メガネを覗き、
アワビを見つけるとすかさず先端にカギのついた竿のようなものでアワビを引っ掛けて
捕獲します。
この日はとても暖かく、漁をしていると暑いくらいだったようです。
2時間弱で漁が終了すると港に続々と船が戻ってきました。船が戻ると港も一気に活気づきます。
港で待っていた家族の方などが協力して船を陸に引き揚げると船は立派なアワビでいっぱい!!
そのアワビを船上に並べ検査してもらい、それぞれカゴや発泡スチロールの箱に入れて出荷場へ
運び出荷場で選別、合格したアワビはそのままトラックに積み込まれ出荷されます。
今回野田地区に水揚げされたアワビは宮古の業者さんへ運ばれ、漢方用として台湾へ
出荷されるそうです。
アワビ漁は漁師の方々にとって冬のボーナスと言われ、冬の収入源とされています。
だからといって乱獲するのではなく、資源を枯渇させないよう決められた期間や個数、サイズなど
しっかりルールを守って漁をしています。長い年月を経て成長したアワビを捕獲する漁師の方や
その家族の方達の活気ある顔を見て、すっかり元気をおすそ分けしてもらいました!!
※漁をされている皆さんは漁業権を持って漁を
されています。漁業権のない方が捕獲するのは
犯罪になるのでくれぐれも勝手にアワビを
獲ったりしないでくださいね!!
それではアワビの口開けの様子を動画にしましたのでご覧ください。
※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪
(もりりん)
by nodakurashi11
| 2015-11-24 13:21
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