2016年 06月 02日
あの巨大新施設へ潜入なのだ!
株式会社野田バイオパワーJPを見学してきました。
昨年3月から基礎工事がはじまり
今年8月中旬から商業運転を開始する木質(専焼)バイオマス発電所!
東北では秋田県に続き2番目の規模となります。
そもそも木質バイオマス発電って何かというと、、、
簡単にいうと、木材を燃やしての発電。
ここ野田村の木質バイオマス発電所は
木材を直接燃焼し、ボイラーで発生させた
高温高圧の蒸気で蒸気タービンを回し発電する
『蒸気タービン発電方式』の発電所となります。
通るたびにどんどん巨大化!!(゚Д゚ノ)ノ
敷地面積 約30,000㎡
~野田バイオパワーJPの特徴~
・オーストリア アンドリッツ社製のボイラーを使用(日本初)
主にフィンランドなどで使用されているボイラーで
林地残材のほか樹皮やヤシ殻なども燃料することができます。
発電規模 14,000kWh
・バーク(樹皮)も使う
樹皮は機械に引っかかりやすいので使わない場合が多いが
この力強いボイラーなら可能。
・林地残材を使うのが珍しい
野田村森林組合の協力。
・従業員26名 うち24名が県内出身者
野田村民11名、久慈工業高校の新卒者3名と
地元の雇用にも貢献してくれています。
大田代表取締役社長
作業着にものんちゃん!
~発電までの工程~(バークの場合)
①木材を粉砕し、ベルトコンベアで倉庫へ
②燃料倉庫で一時待機
③乾燥
乾燥させ、重機で燃料貯留槽へ
④燃料貯留槽
(粉砕された木材はすべてここへ集められます)
巨大のんちゃんの建物は燃料貯留槽だったのか!!
燃料貯留槽内部
今日しか見られないからね!と。(貴重カット!)
とんがりのてっぺんが見える~!!
⑤ボイラー
燃やした熱の蒸気でタービンを回し発電
電気室
山林未利用材を使用することにより
森林管理・保全を行う。
4mののんちゃんも
この巨大な貯留槽だと小さく見えますね。
5月26日には火入れ式も行われ、大田社長は
「野田村のランドマークとして熱く燃え続けていきたい!」
とあいさつされました。
火入れ式
点火!
もくもく・・・でた~!
【株式会社野田バイオパワーJP】
TEL 0194-75-4666
http://www.n-e-d.net/plant/noda.html
(さっきー)