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2014年 08月 27日
新しいつながりなのだ☆
今年の夏は中々焼けないしもむんです

(もう秋になっちゃう…)
さてさて、
先日、とある4軒の家で、民泊の受入れを行いました♪
今回は、
八戸工専・弘前大学・首都大学東京・工学院大学の、4校合同による、
野田村シャレットワークショップという活動の中で、1泊していただきました

※シャレットワークショップ…まちづくりの活動や研究の一環。
今回の受入れ先は、
りんごや(本家)(平谷さん)、浜ちゃんはうす(小谷地勝さん)、つきや(小野寺信子さん)、
内野澤さん(愛称はまだ未定です

19日の午後から、20日の昼食までと短い時間でしたが、
それぞれ作業内容を工夫して受入れてくださいました!
早朝の漁師仕事、じゃがいも掘り、機械を使った草刈り、きゅうり植え作業、
そして、昼食や夕食作りのお手伝い等、体験して行きました♪


実は、この4校は、
野田村を拠点としたチーム北リアスというボランティアグループで、
(※チーム北リアス自体は、この4校以外の大学もあります)
ちょくちょく野田村へ来てさまざまな活動をしたり、
野田村での活動についてのミーティングを行ったりと、
野田村とは以前からつながっています。
専門的な知識もたくさんある学生たちでしたが、
中々、じっくり村民と交流できる機会もこれまであまりなかったと思います。
まず、ここ野田村へ来るだけで時間かかりますからね(笑)
1泊の民泊体験でしたが、
初めて受入れた内野澤さんは、こんなことを言っていました。
「こんな(古い)家だし、私ができるのはこんなことくらい(いつも通りの作業と、いつも通りのご飯)だけど、
それでも楽しんでくれたり、星空を喜んでくれたり、嬉しいね。
でも、今度は、農業がもっと忙しい時期に来てくれればもっと嬉しいかな。(笑)」
そうなんです、通年を通して忙しい大規模農業ではなく、
定年後にゆっくり夫婦で。産直にちょっと出せるくらい。など、
「ビジネス」というよりは、「生きがい」であったり、「生活の一部」であったりと、
そういった農業体制が野田村では割と多いのです。
でも、「あまり忙しくない」ということは、
「ゆっくり交流ができる」ということでもあります。
ぜひ、忙しい時期には、1週間くらい滞在してほしいと思います(笑)
それから、
こんな嬉しい言葉をくれた学生さんもいました。
「野田のいいところ…
魅力的なところはたくさんあるとは思いますけど、自分の中での一番のキーワードは
“交流”になりそうです。」
私も、
当初は、「野田村を知らなきゃ!」という思いで、村内を巡っていました。
でも、さまざまな人に、あたたかいおもてなしを受けたり、
励まされたりと、素敵な住民とどんどん会っていくうちに、
「野田村を知りたい」という気持ちになり。
気がついたら、「おしゃべりをしながら、自然と教わったこと」の方が多くなっていました。
ゆっくりとそういうことができるのは、
野田村に住んでいるからこその特権かもしれませんが(笑)
それでは、映像をご覧ください♪
※端末によって上手く閲覧できない場合がありますが、その場合はこちらをご覧ください♪
それでは、この辺で♪
本日もブログをご覧いただきありがとうなのだ!
▲
by nodakurashi11
| 2014-08-27 12:54
| その他
|
Comments(2)
2014年 08月 19日
野田村のお盆。そして再会なのだ!
お盆中は盆ボケをしていたしもむんです

さて…
皆さま、下の写真は何かわかりますか?

正解は「松明し」です。
野田村以外にも、近隣の市町村でも、「松明し」を行う風習があるようです。
松明しとは…?
岩手県内にお住まいの方々はなじみがあるかもしれませんが、
お盆期間中、自宅の玄関の両脇で、松に火をつけて灯します。
「ご先祖さまが、迷わないように」そういった意味合いも込められているようです。
私も昔、
松明しの火で花火をしていましたが、
お盆期間中、夕方になると、あちこちでその光景を目にしました!
「お盆だなぁ。」
私が、そう感じるひとつでもあります。
また、「大きな鍋でコトコト煮たにしめ」これもですね。
お盆とお正月には「にしめ」は絶対欠かせません!(笑)
それから。
これもまた、岩手県内にお住まいの方々はなじみがあるかもしれませんが、
「四十八」というものも行われます。
四十八とは…?
その家で亡くなった方がいると、そこから数えて3年間、お盆にロウソクを灯します。

ロウソクのまわりに、親戚が集まり、団らんをします。
四十八というくらいなのだから、48本あるのか?と思って数えてみると…
49本ある…?
実は、先頭の1本は、「過去のご先祖様たち」だそうです。
過去のご先祖さまたちも一緒に供養するとともに、
新しい仏様を、安楽地へ導いてあげる、そういった意味合いがあるようです。
良く見ると、ロウソクの下に大根…?

これは、ロウの掃除の手間を省くための、昔からの知恵のようです。
(すごいなぁ。)
小さい頃は、
松明しも四十八も、意味もわからず
「楽しいなぁ~」とか「きれいだなぁ~」と思いながら参加していましたが、
こうして(少しは)大人になって、
意味を知ってみると、感慨深いものを感じます。
まだまだ、「お盆らしい」ものはたくさんあると思いますが、お盆の話はここまで^^
お盆の最終日。
以前、学生時代、菜っぱや(辻鼻さん)へ遊びに来てくれた子が、
友人を連れて、また遊びにきてくれました

(※その時の様子はこちら)
3月に会って以来でしたが、
私も何だかソワソワして待っていました(笑)
辻鼻家の坂をぶぅ~んと車が登ってくる音がすると…
「おっ来たぞ~」と言って、
台所の窓を開ける久さん♪
皆で窓から首を出しました(笑)
着いてすぐ、皆で記念写真♪(酔っぱらわないうちに。笑)

テーブルには、菜っぱやで採れた野菜を使った料理や、
地元の料理が並びました♪

布団を敷きながら、
「この感じ~!懐かしい~!めっちゃただいまって感じ~!」
と、興奮するTちゃん!
【めっちゃただいま!】
名言、いただきました。


以下、それぞれの感想を紹介します^^
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Tちゃん(以前遊びに来てくれた元大学生)
初めて“研究”っていう枠を越えて、
自分の車で来れたことが、まず一番嬉しいです。
岩手に近づくたび、野田村に近づくたび、
「帰ってきた~!」って感じがしてどんどん嬉しくなりました。
友達に、野田村のことを色々教えたり自慢している自分がいて、
改めて、「私めっちゃ野田村すきやん」と感じました。
今回、あえて民泊にしたのは、
「私が伝えたい野田村がここだから」です。
連れてきて正解でした!!
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Sちゃん(Tちゃんの大学時代の友達)
最初、場所もわからなかったからそわそわしました。
民泊のイメージもつかないし、言葉大丈夫かなとか、
実は不安もありました。
でも、こうして来てみると、
初めて会った感じがしないし、
友達に接するように話しかけてくださるので、本当に嬉しいし楽しいです。
都会では、こんなこと絶対にないですからね(笑)
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菜っぱや・久さん
いやぁ、もう、「嬉しい」の一言だね。
俺んちでよかったらいつでも来て、と言いたい。
1回泊まった子がまた来てくれることって、ただただ嬉しい。
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ツアーやボランティア、学生活動等がきっかけで、
「野田村に会いたい人ができた」と言ってくれる学生も、たくさんいます。
そんなつながりが、10年…100年…いや、
地球が滅亡するまで!!
続いてほしいなぁと思います。
本当に、会いに来てくれてありがとう♪
それから、実は、
今週あたりから、ボランティア・サークルの活動で、
民泊をしに来てくれる学生の団体が3団体あります^^
大繁盛…?!(笑)
この、民泊をきっかけに、
たくさんの人がたくさんの住民とつながれることを、嬉しく思います^^
そして何よりも、私の大好きな野田村民の人たちを
大好きだと言ってくれる人が増えることは、何より嬉しいです♪
(めっちる(涙)がこぼれそうなくらい)
それではこの辺で♪
本日もブログをご覧いただきありがとうなのだ♪
▲
by nodakurashi11
| 2014-08-19 08:45
| のだ村小ネタ
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Comments(4)
2014年 08月 12日
ようこそなのだ!
よくわからない虫に刺されたしもむんです

(更新が遅れた理由にはなりませんね。笑)
さてさて、先日、
福島県の浅川町から、浅川中学校の生徒さんたち77名が来てくれました。
これは、震災前からのつながりで実施されている体験型教育旅行です^^
当日、午前中の準備時間は雨…

実際に私が漁港へ向かったのは15時前でしたが、
降ったり止んだりで、できるかどうか心配でした。
何が心配だったかというと…
生徒さんたちのプログラムの中に、「乗船体験」があったのです!!
(「これが本当の荒海だぁ~~!どうだ~!ハッハ~すごいだろ~!」…っていうわけにもいかないので…)
その他の、ホタテのみみ釣り→焼いて食べる、蓄養施設の見学は、屋根付きの場所なので大丈夫ですが…
そうこうしているうちにバスが見えました!
この時には、不思議と雨が止んでいました。

(生徒さんたちの、日ごろの行いがいいんだろうなぁ。笑)

受入側も少々緊張…?

バスから降りる生徒さんたち、元気…!

村長挨拶も終わり、いざ、体験プログラム開始!!
私は、女の子たちの最初の乗船チームと一緒に、同乗させてもらいました。

「楽しみ~!」
「うわ~!動いた~!」
福島県浅川町は、内陸にあるため海には面していません。
「海を見るだけでもワクワクする!」と言った生徒さんもいましたが、
実際聞いてみると、船に乗ったことのある子もほとんどいません。
そんな、記念すべき最初の乗船が野田村で、なんて、何だか嬉しいですね。

そして遂に沖へ…!
今年は波が穏やか…?(安全で、いいのだろうけど、ちょっとだけ、荒波を体感させたい私。笑)
同乗していた先生も、「去年、もっとすごかったもんね~!」と言っていました。
もしかしたら野田の波が、生徒さんを気遣ったのかもしれません(笑)
船を降りたあと、
「思ったより怖くなかった!楽しかった!もう1周したぁ~い♪」
と、まだまだ元気なガールズたちでした

さて続いてホタテのみみ釣り。
みみ釣り用の竿で、頑張って釣ります。
釣ったホタテは何と、漁協の方々がその場で焼いてくれます!



「俺今3匹!」
「お前、魚じゃないんだから、3枚だろ~?俺は4枚!」
と、楽しそうな生徒さんたち♪

釣ったホタテをその場で焼いてもらい、ほおばるほおばる!

乗船、みみ釣り、そしてホタテを食べている時の顔と、
蓄養施設での説明を聞いている生徒さん達の顔の変化が、素晴らしかった。
キラキラな笑顔で楽しんで、
真剣なまなざしで野田村のホタテについて学ぶ生徒さんたち。
そして、生の漁師さんたちの姿を見て、
きっと、それぞれが、何かを感じて帰っていったことと思います。
お礼の会が終了し、バスでえぼし荘へ。
その間、震災学習が行われました。
(ハッピーが一生懸命ガイドをしていた時、ホタテを食べていたことは内緒。)
そんなこんなで、
雨が心配でしたが、
何事もなく無事に終了!!
それでは、映像をご覧ください♪
※端末によって上手く閲覧できない場合がございますので、その場合はこちら
からご覧ください♪
来年もまた、来てくれるかな~?
(いいのだ~!)
それではこのへんで♪
本日もブログをご覧いただきありがとうなのだ!
(おまけ…みんなでハイチーズ♪)

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by nodakurashi11
| 2014-08-12 14:39
| イベント関連
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Comments(2)
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