2017年 03月 28日
本格パスタ~野田村風を作ろう♪なのだ。
プロのイタリアンシェフによる
荒海ホタテを使ったパスタ作り教室に参加してきました~♪
今回の企画は野田村の
「いきいきライフ」という取り組みによるもので
参加者は申込みいただいた村内の奥様方など16名でした。
※いきいきライフとは…
さまざまな体験活動や学習を通した村民同士のコミュニケーションの場、
支え合う地域づくりを目的とした事業です。
≪パスタをゆでる時のポイント≫
☆お湯の塩加減は、お吸い物より少し濃いくらい。
(塩分○%とかいってもわかりづらいですからね!)
☆麺を入れたら、ゆらゆらと表面が動くくらいでゆでる。
ぐつぐつ沸騰させると舌触りの悪いパスタになるそう。
(参加者の大半が、今までぐつぐつゆでていたとおっしゃっていました…。)
☆麺がくっつかないよう最初によくかき混ぜ
あとは、たくさんかき混ぜなくても大丈夫。
(ゆらゆらゆでだと吹きこぼれないので、この間に焦らずソース作りができます。)
☆袋に書いてあるゆで時間は
麺をソースに入れて絡める時間も含めての時間とみて
1分くらい短めにするとぶよぶよの麺にならない。
(こちらも、今まで時間通りゆでた後、ソースと絡めてしまっていた方が大半…。)
オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、オイルと同量のゆで汁
基本のソース+牛乳など⇒ クリームパスタソース
基本のソース+トマトピューレなど⇒ トマトパスタソース
と、アレンジできるそうです。
ニンニクをお好みに切ってオリーブオイルに漬けて
冷蔵庫で保存しておくと冷蔵庫が臭くならいし、ニンニクも長持ち!
しかも、サッと使えて便利だそうですよ!

シェフの調理工程を教わった後は、
細かいところを指導していただきながら
一人一人、自分の分を調理しました。

ホタテを貝殻からはずすのが初めてというママさんも
シェフに教わった通り上手にできました。
(ホタテを剥いている時に出る汁(エキス)も捨てず使いますよ。)
家で作ると、作っているうちに麺がぶよぶよになってしまったり、
ソースがなくなって焼きそばみたいになったりするよね~。
など、みなさんの家庭でのパスタづくりの悩みも解消されました。

『荒海ホタテと寒締めほうれん草の
ペペロンチーノ 野田村風』
お店にも負けない出来栄え!!
味はというと、、、
荒海ホタテと寒締めほうれん草の甘みと
ピリ辛でとってもおいし~!!
(唐辛子を炒める時間が長いと辛みが増すそうです。)
参加者のみなさんも大満足の味♪
さっそく家でも作って
家族に食べさせたいと話していました。

「おいし~!」と大きい声!!
子供たちはママも驚きの食べっぷりでした~!!

保育士OBさんのおかげで
ママさんも安心して学べ楽しそうでした♪
子供たちも泣かずに遊んでいましたよ♪
村自慢の食材を使い
村の食のプロ シェフに指導していただき
村の子育てのプロ 保育士OBさんのお力も借り
そして、若奥様と子供たちとベテラン奥様
いろんなコラボレーションの会となりました。

Osteria Vai-getsu
(おすてりあ ばいげつ)
※道の駅ぱあぷる向かいにあります。
ウェブサイト
http://www.osteriavai-getsu.com/
フェイスブックはこちら。
(営業時間・定休日などは変更もございますのでご確認ください。)
(さっきー)
2017年 03月 22日
荒海団のサポーターなのだ★


(ぐっち)
2017年 03月 16日
『おからこんにゃく』って何なのだ!?
みなさん『おからこんにゃく』という食品をご存知ですか?
お肉の代用品として、ダイエット中の人や
カロリー制限されている方に注目されている食品です。

おからこにゃくとは
名前の通り、おからがたくさん入ったこんにゃくのことです。
火を通すと、お肉そっくりな食感!
なのに、カロリーは鶏肉の約10分の1!
食物繊維も豊富!
そして、おからの不溶性食物繊維と
こんにゃくの水溶性食物繊維の2つの繊維を
“同時に摂取できる”という
ハイブリット&ミラクル食材!!!
この画期的な『おからこんにゃく』の生みの親である
岡田哲子さんが野田村へいらっしゃいました~!!
菜食主義(ベジタリアン)とは
健康上や宗教上の理由などから
動物性の食品(肉、魚)を食べられない。食べない。
といった方々の野菜類を主とした食事をとる考え方。
特にも宗教上食べない方々は
ネギ類(ネギ、玉ネギ、ニラなど)も食べないそうです。
1日目:菜食主義(ベジタリアン)についてと
どんな料理ができるの!?
2日目:菜食主義の料理
おからこんにゃくを使用しての調理実習
2日間に渡って教えてくださいました。
では、肉も魚も使わず
どんな料理を作ったかというと、、、
『おからこんにゃくハンバーグ』
[材料:おからこんにゃく、キャベツ、干し椎茸、卵、パン粉]
(以下、調味料)

材料をすべて細かくみじん切りにする。
(今回は、おからこんにゃくは手でちぎった後、包丁で細かくしました。
フードプロセッサーを使用すると簡単にできます。)
干し椎茸、おからこんにゃくの順に、よく炒める。
下味(醤油、砂糖、塩、こしょう、昆布顆粒だし、バジル)を入れ
キャベツを加え、キャベツがしんなりするまで炒める。
パン粉を加え、粗熱が取れたら卵を混ぜ、ハンバーグの形に整え、焼く。
ソース(トマト缶、ウスターソース、砂糖)を加え、ひと煮立ちさせる。

なんということでしょう!!
まるでお肉のような見た目~!
そして触感に~!
下味をしっかり付けることと、焦げ目を付けることが
肉感を増すポイントのようです!

肉類、魚類、ネギ類を一切使わず
おからこんにゃくを使った料理がたくさんできました。
(※かつおだしなども使えませんので、だしは全て昆布だしを使用)

☆唐揚げ
☆ハンバーグ
☆ビッグ照り焼き
☆えのきのホタテ風
(生春巻きの皮でえのきとおからこんにゃくを巻き、味付けしたもの)
(↑4品すべておからこんにゃく使用)
☆ワカメの汁物
☆ごはん

☆ワカメサラダおからこんにゃくハム添え
(ドレッシングは参加者のレシピ)
☆大根の皮の醤油漬け
(野菜は皮も食べたほうが良いそうですよ)
☆イクラ風(塩!?磯味のゼリー)
☆おからこんにゃくのハムのソテー
☆干し椎茸の軸揚げ
☆お刺身こんにゃく「あわぴー」
(イクラもアワビも見た目そっくり~!!)
野菜もワカメもすべて野田村産!
もちろん、塩は『のだ塩』を使用。
どれもこれも味付けと食感で肉だと騙せそうです。
教えなければ、わからないクオリティー!
これらすべて
菜食主義(ベジタリアン)の料理とは
信じられない見た目とボリュームです!!
ベジタリアン=THE野菜みたいな食事のイメージでしたが
思っていた感じと全然違いました…(^^;)
震災後、たくさんのつながりができたおかげで
各地から野田村を訪れてくださる方が多数いらっしゃいます。
そういった方々に少しでも喜んでいただけるよう
おもてなしの気持ちとスキルが向上した一日となりました。

今回は普段から料理に研究熱心な方々が参加してくださり
先生への質問やお話が止まりませんでした~。
先生、たくさんお話いただきありがとうございました。
※岡田哲子さん公式サイトはこちら。
(レシピはこちらでも紹介されています。)
※岡田哲子さんのブログはこちら。
※おからこんにゃく購入サイトはこちら。
(さっきー)
2017年 03月 08日
なもみを継承するのだ☆
野田村サテライトセミナー村民企画第3弾
わたしと『なもみ保存会』
~野田村の小正月行事「なもみ」への想いを語る~
サテライトセミナーとは
震災後から野田村の支援などしてくださっている
大阪大学が月命日の毎月11日に大阪大学と野田村サテライトの
2か所を中継でつなぎ行っているセミナーです。

今回の村民講師は、野田村なもみ保存会の
前会長の北田さん(左)と現会長の小野寺さん(右)

秋田県で有名な「なまはげ」ですが
岩手県北部では「なもみ」といいます。
『野田村なもみ保存会』が発足したのは約30年くらい前。
きっかけは5席ほどしかない飲み屋に1人の男性が
なもみの格好をしてきたことだったそうです。
野田村でも地区によっては
昔からなもみをやっているところもありましたが
現在は野田村なもみ保存会のみの活動となっています。
なもみに扮して一緒に練り歩いたこともあるそうです。
中学生の子は一度だけのお楽しみかなと思ってたけど
次の年の小正月も次の年も小正月も
なもみをやりたいと来てくれたそうで
会長は、大変嬉しかった。
その子も今は大学生で野田村にはいないけど
いつか野田村に戻ってきて
また『なもみ』をやってくれる日がくるといいなぁ
とおっしゃっていました。
講演のあとは
2015年に国立劇場で行った
なもみの公演映像を見ながらの解説が行われました。
ドン!ドン!ドン!ドン!
ドン!ドン!ドン!ドン!
(前会長ニヤリ。笑)

「うぉーーーーーーーーぉ!!!!!」
「わりぃ おずなぁ いねぇがぁーーーーー!」
な、なもみキターーーーーーーー!!

「うぉーーーーーーーーぉ!!!!!」
「長生ぎーしろよーーー!」
「酒飲みすぎんなぁーーーーー!!」
「散歩もしねぇばダメでぇーーーー!!」
(今回は、としょりバージョン)
2011年の津波では『なもみ』の衣装が
流されるなどの被害もありましたが
秋田県男鹿市などからの支援や
近隣市町村の方から手作りのお面や衣装が届いたりと
みなさんの協力により翌年には再開することができました。

これからも伝統を継承すべく
野田村なもみ保存会は活動していきます!
今年の小正月も『なもみ』が村内の家々を回り
子どもたちの健やかな成長と
家内安全、無病息災を祈願しました。
(基本的に事前に役場に希望された方の家を訪問しています。)

「きがねぇー わらすぁ いねーがぁーーー!」
妹を守らなくっちゃ!!

「わりぃごどーしねぇーが ちゃんと見でっからなっ!!」
※前回のサテライトセミナー村民企画の様子はこちら。
2017年3月11日(土)の
大阪大学野田村サテライトセミナーは
「東日本大震災6年目を迎えて」
~ひとり一人の経験から学び、復興に活かす~
<時間>17:30~20:00
<場所>野田村大字野田22-114-49
大阪大学野田村サテライト

(さっきー)
2017年 03月 02日
涼海の丘より思いを込めて…なのだ♪
昨年秋に開園した
涼海(すずみ)の丘ワイナリーより
野田村の良質な山ぶどうをそのままに
栽培から加工まで地元にこだわったワイン
『紫雫・Marine Rouge(しずく・マリンルージュ)』が
いよいよ!この春、販売されます!!

ロゼ・赤・樽熟成の3種類のワインを醸造
4月からロゼと赤の2種類の販売が開始されす。
(※樽熟成は冬頃の販売予定となります。)

山ぶどう本来の風味を活かすことにこだわり
熱処理せず、フィルター殺菌でつくる
「生詰めワイン」です。

3人の職員が1本1本思いを込め作業しています。

この日、瓶詰めされたのはロゼワイン1200本

4、5月頃にはテイスティングルームで
紫雫・マリンルージュのテイスティングもできそうですね!


・フルーティーで飲みやすいロゼ<中口>
・芳醇な風味のヨーロッパスタイルの赤<やや辛口>
・樽で熟成させた奥深い味わいの樽熟成<辛口>
(※数に限りがあります。)
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株式会社のだむら 涼海の丘ワイナリー
住所:岩手県九戸郡野田村大字玉川5-104-117
TEL&FAX:0194-75-3980
営業時間:9時~18時(不定休)
ウェブサイト:
https://www.suzuminookawinery.com/
(さっきー)