2013年 02月 05日
野田村の日形井地区にて… ~干し柿編~
本日は ~干し柿編~です!!
干し柿と言ったりころ柿と呼ばれています♪
煙で燻してしぶを取る家庭、そのまま外に干して作る家庭、色々ありますが、
柿の木から獲るところから考えると、相当な手間がかかるといいます。
大体の行程と、注意点などをご紹介します♪
①柿の収穫作業
黒くなり汚くならないため、傷をつけないように慎重に。また、糸にくくるためのヘタを落としてしまわないように獲る。
②柿をむく
あまり厚くならないように、丁寧にむかなければならない。(1ヶ月弱かかるそう!)
③糸に結ぶ
ヘタをポキッと折ってしまわないように糸を結び付けなければならない。
④軒下につるす。
雨にさらされないようにきちんと軒下につるさなければならない。カラスに食べられないように網などの対処をする。(1ヶ月程度)
⑤糸からとり、ヘタを取り形を整える。
糸から取った段階で、カビが発生しないように発泡スチロールのようなものに並べる。
ざっと行程はこのような感じなんですが…
一日それだけを作業するわけではないので大変ですよね(>_<)
私たちは⑤の作業から教えてもらいましたが、
今年の秋には是非最初から一緒にやりたいなと思っています♪
ちなみに、今年は天候の関係か2ヶ月近くもしぶが取れず、例年であれば12月に作業をしお歳暮には送っていたそうですが、1月の下旬となってしまったそうです。
今回は短い映像ですが、お楽しみ下さい♪
(のんちゃんもお昼寝から起きました♪)
※端末によっては上手く見られない場合があるので、その場合はこちらからご覧下さい。
ちなみに…
柿は、枝の先端部分になるので、十分な栄養がないと枝の先まで行き届きません。
柿の木は、大抵畑の近くにあり、畑の肥料などの栄養分をもらいます。ですので、放っておいたら美味しい柿はならないそうです。
おばあちゃんが日頃、畑に栄養をあげているから、美味しい柿がなったんですね♪
それから、前回のあんずきばっとう編で言い忘れていたのですが、
あんずきばっとうは、昔雨などで外の作業ができない時に作って大根おろしと一緒に食べていたのだそうです。
大根おろし?と、最初は思いましたが、
甘いお団子と漬物って、良くあいますよね♪イメージ的にはそんな感じなのだそう…♪
朝から、作って食べての私たちでしたが…
やっぱり野田村は「美味しいもの」そして「美味しいものを作る人」が沢山いるんだな、と感じました♪
とても楽しい一日でした(*^^*)
それでは今日はこのへんで…
本日もブログを読んでいただきありがとうなのだ!!
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by nodakurashi11
| 2013-02-05 14:01
| 何でも体験取材
2013年 02月 04日
野田村の日形井地区にて… ~あんずきばっとう編~
しもむんです
1月の下旬、野田村の日形井地区へ行ってきました!!
前々から
『干し柿を外す時は言うからね~』
と、言ってくれていたので、
その少し前に遊びに行ったら、
『せっかくだから、”あんずきばっとう”(あずきはっとう)も、一緒に作ろうか♪』
と言ってくださり、3人で作ることに♪
ということで、今回はまず ~あんずきばっとう編~ です。
アジアの広場を通って行くのですが、雪景色の中に、まだ誰も足を踏み入れていない!と気づいた私たち。
まるでスキー場のポスターですね。
…のんちゃんが寒そう?…そうですよね、ごめんなさい(>_<)
のんちゃんを温めるために、再び目的地へ向かいました♪
『おばあちゃん~来たよ~♪』
『はいはいごくろうさま。お待ちしていました♪』
と、ニッコリ可愛いおばあちゃん♪
温かいお茶をいただいて、(のんちゃんを温めて)、作業スタート!です。
おばあちゃんのあんずきばっとうは、通しあん(こしあん)と、粒あんを混ぜて煮るそうです。
そのほうが、少しつぶつぶも混ざっていて美味しいんだとか…♪
大体の工程は以下の通りです♪
①強力粉に水を入れて練り、②手でさらにこねこねし、③米の空袋に生地を入れてふみふみしたら、
④伸ばし棒で伸ばし、⑤生地を切り、⑥最初に煮ていたあんこの鍋に投入!
ふつふつして来たら完成!
※ちなみに、ばっとう(はっと)は、小麦粉で作った生地のことだそうです。
文章にしてみたら3行なのですが…
映像の方がわかりやすいと思うので、不慣れな私たちとおばあちゃんの手馴れた手つきの違いを、映像でお楽しみください
※端末によっては上手く閲覧できない場合もありますので、その場合はこちらからご覧下さい。
そして、今回は余った生地でおばあちゃんがうどんにしてくれました♪
そしてお昼も用意してくれました♪
(ありがとうございます)
おばあちゃんお手製の漬物、お味噌汁、煮びたし、パクパク食べたしもむん・やまみん・(のんちゃん)でした
↑
お昼寝中。
ご飯を食べてゆっくりしたら、
午後は干し柿の作業です(^^)
それでは今日はこのへんで。
本日もつたないブログを読んでいただきありがとうなのだ!
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by nodakurashi11
| 2013-02-04 16:03
| 何でも体験取材
2013年 01月 29日
誰でも気軽にスポーツ!「e-スポ」☆
東京から岩手にUターンして、早数か月。
電車から車中心の生活となり、通勤も楽になった分、
歩く量がかなり減ってしまった私。
年末年始にお餅いっぱい食べたし、まずいな・・・汗
そんな折、村の方から
「e-スポ、良いよ!テニポンお勧めだよ」
いーすぽ?テニポン?
まぁとりあえず、日頃の運動不足を少しでも解消するチャンス!
張り切って、行ってまいりました^^
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ドキドキ・・・体育館、見に来たことはあっても
実際に利用するのは初めてです。。
まず利用者名簿に名前を書いて…さあ、遊ぼう!!
この日は高校生や子どもたちが、楽しそうに遊んでいました^^
普段は親子連れも多いそうです^^
ネットや道具も用意されています。
テニポン・バドミントン・ストラックアウト・わなげ。
そして、
「キンボール」なる、どでかいボールが館内に投入!!
初めて見ました・・・^^;
なんと直径122cm、重さ1kg
子どもたちは自分の体ほどもある大きなこれを、
転がしたり、持ち上げたり、大はしゃぎ
高校生なんかは、バレーボールしていました!すごい!!
※慣れないうちは、いったんキャッチしてから離す、というふうに練習したほうがよさそうです。
うかつにアンダーパスすると、想像以上に手首にずっしりきます^^;
出ている道具以外にも、バレーボールやバスケットボールなどを出して遊んだり、
もちろん走ったり体操したりするだけでも!自由に体を動かせます^^
ちなみに私は「テニポン」も知らなかったのですが・・・
テニスとピンポンを融合させたようなものでした^^
写真で説明したいところですが、私も遊びに夢中になってしまい
撮るのをすっかり忘れてしまいました・・・
ソフトバレー→キンボール→テニポン→バドミントン→テニポン→風船バレー→ソフトバレー・・・
終わるころには心地良い疲労感・・・^^
(翌日、筋肉痛に見舞われたことは言うまでもありません)
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e-スポこと「e-スポ広場」は、
毎月第2・第4金曜日の夜18:00から、野田村体育館で実施しています。
(2月は8日・22日 ※体育館入口に日程表が置いてあります)
野田村民や、村で働いている方であれば
どなたでも無料で、自由に出入りして遊ぶことができます!
※毎週木曜日14:00~16:00にも実施されており、
こちらはミニゲームなどを皆で楽しめるそうです^^
勝手なイメージで、町や村の体育館は
中高生の部活やクラブチームの活動など
団体での利用が基本だと思っていました。
でも、e-スポのような
気軽に行って遊べるものもあって、本当にありがたかったです!
特に私のような村に越してきたばかりの者にとっては…
小心者なので(?)
スポーツをすると、気分がスッキリしますね!
運動不足解消のためにも…行ける限り、通うぞ~~
(やまみん)
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by nodakurashi11
| 2013-01-29 17:30
| のだ村小ネタ
2013年 01月 23日
小正月の夜、「なもみ」で泣き笑い
1月15日、小正月の夜。
わきあいあいとした雰囲気の昼間と打って変わって・・・・
どーん
「なもみ」現る!のんちゃーん><
子どものいる家庭を回って
ドンドンドンドン!!(←戸や壁、窓などを叩く音)
「言うごど聞がねぇ悪い子は、いねぇがーー」
「勉強しねぇ悪い子は、いねぇがーー」
ギャン泣きの子、
固まってしまう子、
お母さんにしがみついて顔をうずめる子・・・
子ども達にとってそれはそれは、恐怖の時間帯(笑)
それを微笑みながら、
あるいは少々心配しながら
優しく見守る大人たち。
どの家庭でも、とてもあたたかい空間になっていたと思います^^
「いいこにします~!」となもみに約束する、子どもたち。
こうして子どもたちを戒めるとともに、健やかな成長を願うのですね
同行させていただきながら
これまでに味わったことのない面白さを感じていました。
伝統行事とはいえ、まるで
村の若者世代が集まって、遊んでいるようで!
なもみ役はもちろん、同行メンバーも含め、みんなで
「表から入る?裏口まわる?」
とか
「やべっ、子どもに見つかる!隠れて隠れて」
とか・・・
もちろん、訪問先の方と最初にちょっと話して認識合わせしてから
突撃するのですが、
お家の方と一緒になって作戦会議しているようで
それもまた楽しかったり。
こんな、村全体をステージにして
地域の人たちと一緒になって遊ぶことなんて、
なかなかないですよね!!
伝統行事をこんなに遊び感覚で楽しむことができるなんて。
本当に、エキサイトしました。
ちなみに、私と同じ「いわて復興応援隊」として野田村にきている
東京出身の町田くんも、なもみを初体験。
ただ見に行ったつもりが、まんまと着ることになり・・・
はじめは戸惑ったものの、こんな機会は滅多にないと
心から楽しんだそうです。
「親を連れて行こうとすると、泣きながらも守ろうとしたり・・・
子どもたちの純粋さを肌で感じた」
とても良い経験になったようです^^
この「なもみ」も、担い手不足や
少子化による受入家庭の減少など、伝承には課題があります。
さらに、一昨年の震災で
お面と衣装の大半を流失してしまいました。
それでも、補助金で購入しなおすとともに、
「なまはげ」文化のある秋田県男鹿市より
面と衣装の寄贈を受け、
今年も無事に行うことができました。
そういった支援もあって守られている「なもみ」文化。
課題は簡単に解決できることではないですが、
それでもこんな面白いものがあることを
もっと伝えたい!と感じた、夜でした。
・・・ということで!
ぜひ以下の動画をポチッとご覧ください!
少しでも雰囲気が伝わりましたら、嬉しいです^^
※端末によっては上手く閲覧できない場合がありますので、その際はこちらをご覧ください
(やまみん)
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by nodakurashi11
| 2013-01-23 15:10
2013年 01月 22日
野田村の小正月行事
・・・少々(だいぶ)時間が経ってしまったことを
歌でごまかした、やまみんです
去る1月15日、野田村では小正月行事ということで
無病息災・五穀豊穣を祈念して
どんと焼き・だんごしば(みずきだんご)づくり・大黒舞の披露などが行われました
我が家も、年末に作って飾ったしめ縄を出して、
しっかり燃やしていただきましたよ。
小正月行事について詳しくは、
野田村観光協会さんの野田村通信ブログ、
それにイーハトーブログさんでも、紹介されています!
そちらもぜひぜひ、ご覧ください
ちなみに愛宕神社参道広場では
新春初市も開催されていました!
この初市は15日でしたが、
市日は毎月「6」の付く日に開催です♪
ひとくちに「小正月行事」といっても、
子供から大人まで思い思いの時間を過ごす、
村の人たちの楽しい憩いの場でもあるんだな、と感じました
そんな雰囲気が、以下の動画からも伝わりましたら幸いです♪
※端末によってはうまく閲覧できない場合がありますので、その際はこちらよりご覧ください
さて、夜には「なもみ」出現~!
こちらは次回UPします^^
今回もご覧いただき、ありがとうなのだ
(やまみん)
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by nodakurashi11
| 2013-01-22 10:25